映画 正欲

生きていれば色んな人がいる。その中で同じ考え方や「欲」をもつ人がいたら奇跡なのかもしれない。

 

この作品の「欲」は極端なかんじはしたが、それでも社会に訴えかけるものをはっきり感じた。

 

多様性が大切にされるようになってきたが、それは本当なのか。反対にマジョリティになることが迫られているのではないか。

 

少数派の感覚は他の人の異常や異物のような存在になる。みんな一緒なら気持ちも楽だから。

 

 

ネットのコメントで、ある人物を一人が叩くとみんなが寄って叩くようになる。

20代後半になると結婚や子どもを求めてくる。

犯罪をして逮捕された人をみんなで叩く。もちろん犯罪は良くないが、その人の気持ちや背景を知っているわけではないのに。逮捕という概念でしかないわけである。

 

 

みんなが自分らしく生きて幸せな人生にするにはどうすればよいか。

 

それは議論することだと思う。

 

一人一人が意見を寄せ合ってそれを擦り合わせること。全員が完璧に納得することは難しいけどお互いに寄り添い合うことはできるはず。

 

そんな社会になっていくように、自分もその一助となれるように生きていきたい、