桜田ひよりさんと木戸大聖さん演じるスーパーのアルバイトで働く大学生の2人を描いた物語。
モブ子とは自己主張しない群衆という意味。
主人公の田中信子は、自己肯定感の低く、控えめな性格。自己主張が苦手で考えすぎてしまうこともあるけど、思いやりがあり心配りできる性格でもあります。
信子がモブ子と間違われることから物語が始まります。
そんな彼女がアルバイトを通じて人と関わろうとすることで物語が進んでいきます。
そんな姿は自分の大学時代に重なりました。
人と関わることで人間は自分らしく生きていけるのだと思います。自分も人と関わることで自分に少しずつ自信をつけられたし、自分を出せるようになっていきました。
劇中にある水の中を進んだり、溺れそうになる情景はとてもイメージにフィットしていました。あの苦しみというか、殻を破る怖さをリアルに表現しているように感じました。
「良いイメージを自分の心に持って、自分を信じて勇気を持って進む。」
この言葉に尽きると思います。
自分のなりたいイメージは自分しかわからないし、それを持って勇気を出して進むしかない。
自分らしく生きることで幸せに生きることにつながるし、自分と合う人と出会える。
みんなが思いやりをもって、みんながみんなを肯定する世界がとても素敵に感じる物語でした。
みんなキラキラしているようにみえて、自分はモブと思いがちだけど、みんな一人一人が主人公なのだと思わせてくれます。
そんな世界になってほしいと願うメッセージもあるのだと思います。優しい世界の思いやりに溢れた素敵な映画でした。