自分の機嫌を取ることの大切さ

今の時代はスマホなどで情報を簡単に手に入れることができる。例えば、ある場所に行きたかったら、その場所を検索すれば最短時間で行ける行き方が勝手に一番上に出てくる。

 

昭和の時代の調べる方法は、本や新聞を読むか、人に聞くか、テレビで見るしかなかった。行き方を調べるには時刻表を買って、それを見て自分で経路を作る。かなり手間がかかる。

 

今とひと昔を比べるとかなり早く情報を手に入れられるようになった。

 

情報を探す時代から、情報を活用する時代になったとも言えるのかもしれない。

 

だけど、情報を簡単に手に入れることができるからこそ、生き急いでいる人が増えたような気がする。自分は人生そんな長く生きていないが、ガラケーより前の時代より生きづらい世の中になったような気がする。視野が狭い人が増えたと思います。

 

例えば、狭い道を真ん中歩いていて遅い人が前にいて抜かすときに舌打ちして抜かす人。抜かす人にとっては、遅い人は端を歩くべきという『情報』つまり『答え•常識』があるのに、それを守らない人はクソだ、みたいな感覚なのだろう。歩くのが遅い人は体調が悪いのかもしれないし、急がないといけないくらいギリギリなスケジュールを組んだ人も悪いのではないのか。実際そこで抜かしても抜かさなくても大して着く時間に大差ないはずだし。

 

今までの話をまとめると、

情報(答えや常識とされるもの)が簡単に手に入るようになった。

→簡単に効率的に生きることができるようになった

→スケジュールがギリギリになる

→常に急いで生きるようになる

→周りの人のことは考えず自分勝手になる

 

という流れで今の時代は生きづらく、みんな何かに追われながらバチバチしながら生きているのだと思う。

その何かとは『自分の理想』だと思う。効率的に生きたいという理想。

 

でもそういう人には自分はなりたくない。

幸せな人生は、その時その時の今に集中して今を味わって生きることだと思うから。

 

今の人は何もしない時間を作るべきだと思う。

隙間がないと余裕がなくなるし、今に集中する余裕がなくなる。つまり幸せな生き方じゃなくなる。

だからこそ、仕事で残業しないで早めに家に帰って、ゆっくりコーヒーを飲む時間を作ったり、帰り道で空を眺めたりする時間、スマホを見ない時間が人生を豊かにする、そんな時間を大切にみんな生きてほしい。

 

みんな時間に追われて、人にイライラをぶつけて、他人にイライラを伝染させて、そのイライラが他の人に伝染して、、、。まるでここ数年流行っているコロナのよう、、、。

 

自分は時間にも心にも余裕を持って、今を楽しんで自分の機嫌を取りつつ、幸せな人生を過ごしていきたい。そして、伝染させられそうになったイライラ菌?のようなものは自分で受け止めて他の人に伝染させないように生きていこうと思います。