映画 四月になれば彼女は

佐藤健さんと長澤まさみさん、森七菜さんらが演じる現代の愛や結婚について考えさせられる映画でした。

 

愛を重ね合う

自分のことが一番わからない

歳をとって初めて知るパートナーの姿もある

あの頃の自分に会いたい

何であのとき追いかけなかったのか

 

色んな台詞が思い出されます。

 

現代の若い人が結婚しない、恋愛しない理由は、考えすぎていることなのかもしれません。

 

愛を終わらせない方法は愛を始めないことと弥生が言っていましたが、最後は春とのシーンで前を向いて生きていく姿に変わるのが見えました。

 

人は考えれば考えるほどリスクの少ない選択をする。

それは多数がコミュニティの平和を強く願うようになったから。個でいることのほうがリスクが少ないから。楽しいから。

 

 

何も考えず、たまには本能で生きてみてもいいのではないのでしょうか。人生には正解はないし、いつかはみんな死んでいくので。後悔のない人生はやってみないとわからないし、やってみてダメなら他の道もある。考えていてはその範囲内のことしか起こらない。だからこそ本能に従う時間をもつことが現代には必要だと思います。

 

愛や結婚とは話が離れていきましたが、何にせよ一人一人が後悔ない選択をするためにはまずやってみることが大切だし、カッコつけず心を開いて人とつながることも大切だと思わされました。SNSやネットの発展で現代人は知らないうちに世間やコミュニティからの圧力を与えられているのだと思います。