映画 はざまに生きる、春

発達障がいをもつ画家の屋内透を演じる宮沢氷魚さんとその画家に恋する雑誌編集者の小向春を演じる小西桜子さんの映画です。

 

二人の嘘のない素直な関係が素敵で、だからこそ近づくほど傷つくこともあるのがつらいと思わされました。

屋内透が言った「傷つきたくない」という言葉から、花瓶を他の人にプレゼントしたことや、恋人ができたという話(たぶん嘘ついて噂を流した?)は、それだけ小向春に恋していたのではないかと思いました。

 

2人が幸せになるエンディングは、気持ちがお互いに交わったことがわかって、素敵なシーンでした。

 

発達障がいは個性で、自分の周りにもとても優秀な人が多いし、そういう人が活躍できる社会になればいいと思います。また、不安にさせない関係づくりが一緒に社会で活躍するヒントになってくるはず。

 

映像や音楽も含めとても素敵な映画でした。