9月19日に、西武ライオンズ内海哲也投手の引退セレモニーが行われました。
試合では打者1人のみの登板でしたが、今までの思い出がよみがえる5球に感動しました。横浜スタジアムで完封した姿や地元の地方球場で2軍で投げている姿。
内海投手は巨人時代からのファンで、長野選手と2人の人柄の良さや2人のプレーが好きで移籍してからも応援していました。
そんな内海投手の引退試合が決まり、休みをとって観に行ってきました。
試合は、2番手エンス投手が苦しみながらも2失点で5回途中まで抑えて、9回に同点に追い付きましたが、11回表にホームランを打たれて敗戦。
それでも、リリーフ陣が内海投手の登場曲を使ったり、打者陣や守備の粘り、試合後の選手の表情を見てると、内海投手が慕われていたのだと改めて実感できました。
内海投手は巨人一筋に入団を希望した経緯とFAの人的補償として、西武ライオンズに移籍したことを考えると、腐ってしまうのではないかと思っていました。しかし、兼任コーチとしてしっかりと若手の育成も行い、引退する際も若手のために引退したいと言っていました。
また、セレモニーでは、自分を支えてくれた人々に感謝の気持ちを述べていました。人的補償になってしまったときにFA移籍した炭谷選手への感謝の言葉もありました。よい経験ができたと前向きな言葉でした。
「置かれた場所で咲く」
「周りの人々のおかげで自分がいる」
「周りの人々のために何かしたい」
そんなことを学べた気がします。
そして、どこかがむしゃらさ、泥臭さみたいなものが周りの心を打つのだと思いました。
西武なのか、巨人なのか、どの道を進むのかわかりませんが、どの道に進んでも、引き続き応援していきます。