思考が停止した約20年間とこれから

私は20代で、小学生~大学生と過ごし、就職して働くという人生を送ってきました。

 

その中で、なんだか停滞感というか、なにも考えてないというものを無意識に感じ続けてきました。

他人から与えられた問題には答えがあり、それは教えてもらえるもので、問題には答えがあるという思考がこびりついています。

おそらく50年前は、日本が発展途上で、あるものを大きくしていけば、どんどん日本は成長していきました。そのために、その思考をつけさせる教育がなされてきたのだと思います。

 

ただ、今の日本は停滞している。だから、新しいアイデアを見出だす力が求められる。

新しいアイデアを見つけるために必要なことは、試行錯誤することであり、それは答えを見つけないということであると思います。

 

「答えを見つけない」

 

目の前の問題の原因は何か?

その問題を解決するためにはどんな方法があるか?

 

それは一つじゃないはず。

そして多数が行っている解決策が答えじゃない。

 

例えば、移動するという問題に対し、

徒歩、自転車、電車、バス、タクシーなどの移動手段による多くの解決策(答えとされること)がある。

そしてもしかしたら、移動するためには、ドローンで空を快適に学校や会社まで最短距離で飛んでいける時代がくるかもしれない。

もう一つ上げると、

人間関係の問題に対し、

この人は良い人悪い人と決めつけがちである。

でも、良くもなく悪くもない人、良い人も悪い人もいない、そんな考えもいいのではないだろうか。

(自分は良い人も悪い人もいない派。個性は人それぞれだし、自分の個性と相手の個性が合わなくても、両者の個性に良い面も悪い面もあるから。それぞれが尊い存在で自分らしさを大切にすべきだと思う)

 

最適解を見つけようとすることは、思考停止すること。答えは多くあり、無限大。それを考え続け、そのときの状況に応じた答えを出すことができれば、思考停止にならないと思います。そして、現状の複数の解に対し、なぜこのような解に達したのかということが分かれば、世の中や身近な環境を俯瞰して見ることができるのではないでしょうか。さらに、失敗を恐れないマインドを手にすることができるのではないでしょうか。

 

そんなことを日向坂46の小坂菜緒さんのブログ(2020.12.29)をみていて感じました。笑

今まで無意識に感じて続けていた違和感の正体が分かった気がしたので、ここに頭の中をまとめさせていただきました。

 

身近な人々、そしてこの日本、世界に住む一人一人が、良い年を迎えられますように願っています。